Agentモードでは、AIが自動でタスクを分解し、コード編集・ターミナル操作・テストなどを行ってくれます。でも、プロンプトがあいまいだと、思っていたのと違う結果になることも…。
そこで大事なのが「AIに伝わるプロンプトの書き方」です。
✅ プロンプト作成の基本3原則
| 原則 | 説明 | 
|---|---|
| 🎯 目的を明確にする | 「何がしたいのか」をはっきり書く | 
| 🗂 スコープを具体化する | 対象の技術・ページ・機能などを指定 | 
| 📏 ルールや希望があれば書く | コーディング規約、フレームワークなど | 
✍️ 良いプロンプトの例と悪い例
❌ 悪い例(あいまい)
- 
→ どこを? どう直す? わからない! 
✅ 良い例(目的とスコープが明確)
💡 よく使えるプロンプトテンプレート
以下はAgentモードでよく使えるプロンプトの書き方テンプレです:
① 機能追加系
例:
② UI改善・スタイル調整
例:
③ テストの追加・修正
例:
④ エラー対応・バグ修正
⑤ プロジェクトに沿った方針の提示
🧩 補足:ツールやツールセットをプロンプトで指定
Agentモードでは、プロンプト内で特定のツールやツールセットを直接指定できます:
- 
#の後にツールまたはツールセットの名前を付けるだけ
- 
例: #terminal,#reader,#debugToolsなど
📦 プロンプトにインストラクションファイルを組み合わせる
プロンプトと一緒に、「コーディングスタイルの指示ファイル」(instruction file)を使うと、より一貫性のある編集が可能になります。
たとえば:
こうしたルールをMarkdownファイルに書いて、プロンプトと一緒に使えば、プロジェクトに合ったコードが生成されやすくなります。
⚠️ 注意:長すぎる or 複雑すぎるプロンプトは避けよう
- 
1つのプロンプトで欲張りすぎると失敗しやすくなります 
- 
複数のステップが必要なときは分けて依頼するのがベスト 
例:
- 
APIエンドポイントを作って 
- 
UIから呼び出せるようにして 
- 
テストを追加して 
→ これらは3回に分けて依頼した方が確実です。
✅ まとめ:プロンプトを上手に使うポイント
| ポイント | 説明 | 
|---|---|
| 🎯 目的を明確にする | 「何を」「どうしたいか」を具体的に書く | 
| 🗂 対象を絞る | 関連ファイル、関数名、画面名など | 
| 📋 補足情報を伝える | 使用技術、コーディングルールなど | 
| 🧪 小さく試す | 最初はシンプルにしてから徐々に拡張 | 
| 🧠 必要ならツール・ツールセットを指定 | #tool名または#toolSet名で | 
✨ 最後に:プロンプトは「AIへの指示書」
プロンプトは、AIにとっての「仕様書」や「指示書」です。
丁寧に書くことで、欲しい結果が早く、正確に得られるようになります。
「AIが思った通りに動かない」と感じたときは、ぜひプロンプトを見直してみてください!
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