2012(MWC 2012)で、HTML 5ベースのモバイルプラットフォーム「Open Web Device(OWD)」を発表した。オープンソースで開発され、年内に端末が登場するという。
このプラットフォームはMozillaの「Boot to Gecko(B2G)」を元にオープンソースで開発される。開発の管理や対応アプリのStoreでの取り扱いはMozillaが行う。
OWDの開発にはモバイルチップベンダーの米Qualcomm が協力するほか、米アドビ・システムズ、米Facebookも参加するという。また、携帯電話のキャリアであるスペインのTelefonica、ドイツのDeutsche Telekomがサポートする。
OWDはオープンソースでしかもHTML 5をベースにしているため、低価格なスマートフォンを開発することができる。これは南米やアジアなど新興市場で有利と見られる。また、HTML 5対応アプリはOWDだけでなくiOSや
Androidでも動作する。そのためすでに豊富なアプリがあるiOS、Androidに短時間で追いつける可能性がある。
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