2012年6月2日土曜日

adb の使い方(Windows編)

この記事は 2ch スレの 820 さんの作成されたものです。基本的に原文を尊重して転載してますが、Wiki の文法に合わせてテキストを整形させて頂いてます。


01AndroidSDKインストール

パッケージのバージョンによって内容も変わるが、基本的に導入方法は一緒。ここでは android-sdk_r09-windows.zipをCドライブ直下に展開したとして話を進める

1.android-sdk_r09-windows.zipをCドライブ直下に展開する

C:\android-sdk-windows というフォルダが作成される。

2.SDK Manager.exeをクリック

Choose Packages to Install というウインドウがでてきて、インストールするパッケージの選択を迫られる。エミュとか使わないのなら、platform-toolsだけAccept、他はみんなRejectを選択し、Install platform-toolsのダウンロードが始まるのでおとなしく待っておく。『A package that depends on ADB has been updated.Do you want to restart ADB now?』と聞かれたらYes選択。『ADB: * daemon started successfully *』と表示されたらCloseクリックしてダウンロード終了。

3.マイコンピュータのプロパティから「詳細設定」タブをクリックして、「環境変数」を選択。システム環境変数の「Path」を選択し編集。変数値の最後に「;c:\android-sdk-windows\platform-tools;」と追加


4.adbのドライバをダウンロード


下記の作業が面倒くさかったら2chの有志の方があげてくださった編集済みドライバをダウンロード

SDK Manager の左側にある Available Packages を選択 Thired party Add-ons→Google Inc. add-ons→Google Usb Driver packagを選択。ダウンロードが終わったらC:\android-sdk-windows\usb_driverというフォルダが作成されているので、その中の android_winusb.inf をメモ帳などで編集。[Google.NTamd64] と [Google.NTx86] のセクションに以下を追加、上書き保存。

;NVIDIA Tegra  %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7000  %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_0955&PID_7100&MI_01  

これでAndroid SDKの最低限のインストール終了。

ドライバインストール

OSによって多少流れが変わるかもしれませんが下記は WindowsXP のドライバ導入法です。

1.p10an01 で USB デバッグを有効にする

設定->アプリケーション->開発-> USB デバッグを有効にする。

2.adb導入でダウンロードした android_winusb.inf の位置を確認しておく


手動でドライバを書き換えた人は C:\android-sdk-windows\usb_driver の android_winusb.inf。 
ここから入手した人は、あらかじめ解凍してandroid_winusb.infの場所を確認しておいてください。

3.p10an01とPCをUSBケーブル(A-Aオス)でつなぐ


4.デバイスマネージャーに[不明なデバイス]等新しいデバイスが表示されるので(USB大容量記憶装置デバイスと表示されたという報告あり)、そいつを右クリック→ドライバの更新。


「ハードウェアの更新ウィザードの開始」がでてくるので、いいえ、今回は接続しません。一覧または特定の場所からインストールする (詳細)。次の場所で最適のドライバを検索する、次の場所を含めるをチェックし、2.の手順で確認したドライバの位置を指定。

5.ソフトウェアをインストールしています。お待ちください・・・とかでてくるので素直に待つ

新しいハードウェアのハードウェアの更新ウィザードの完了

これでp10an01がPCに認識されるようになりました。

前準備完了

1.スタートメニュー→ファイル名を指定して実行→cmdと入力


コマンドフロンプトがでてきます。

2.まずはそこに path と打ってみてください


PATH=C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;C:\android-sdk-windows\tools;C:\android-sdk-windows\platform-tools;  

のような謎の文字列がでてきます。そこの一番右端に 
『c:\android-sdk-windows\platform-tools;』という文字が表示されているか確認し、あったら OK 表示されていなかったら、AndroidSDK インストールの 3. の手順でパスを追加してください。パスを追加することでコマンドフロンプトから C:\android\platform-toolsの中のadb.exe という実行ファイルを使う際にディレクトリの指定を省略できます。

3.これでやっと adb で遊ぶ準備ができました


それでは楽しい adb ライフを!


っていうのはあんまりにも投げやりなので、次のテキストで具体的にbootanimation.zip(起動アニメーション)を /system/media/以下にぶち込む方法を書いておきます。


02起動アニメーション差し替え


1.このファイルを解凍した際、一緒に入っていたbootanimation.zipをCドライブ直下においてください

以下の説明はCドライブ直下にbootanimation.zipを置いている前提で進みます

2.コマンドフロンプトを開く


3.adb remount

と入力して Enter。これは p10an01 の system パーティションを読み書き自由にする魔法の呪文です。ただしこれを使ったときは最後に adb reboot と入力して p10an01 を再起動させないとおまじないがかかったままになってセキュリティ的に問題があります。

adb remount(systemを編集できるようになるコマンド)と 
adb reboot(そのおまじないを元に戻すコマント)はセットで覚えておくといいです

4.adb push C:\bootanimation.zip /system/media/bootanimation.zip と入力して Enter

これは PC の C ドライブ直下の bootanimation.zip(C:\bootanimation.zip)を p10an01 の /system/media/ にぶち込むコマンドです。なんかちょっと時間がたって、108 KB/s (1099473 bytes in 9.890s)とか適当な数字が表示されたらおkです。

5.adb shell と入力して Enter

これは p10an01 の中に入るコマンドです。 Android は基本 Linux 仕立てなので shell に入ることで UNIX コマンドが使えます。

# (←shellに入るとこんな感じの文字が左側に現れます)  

6.ls -l /system/media/bootanimation.zip と入力して Enter

これは p10an01 の /system/media/ 以下にぶちこんだ bootanimation.zip のファイル情報の詳細を確認するコマンドです。実行すると↓のような文字がでてくると思います。

ls -l /system/media/bootanimation.zip   -rw-rw-rw- root     root      ファイル容量 年月日 時間 bootanimation.zip  

ここではパーミッションの確認のために入力しました。今、確認したい情報は一番左の -rw-rw-rw- という文字列です。これが本来は -rw-r--r-- となっているのがベストなので次のコマンドで修正します。システム関係のファイルを adb から上書きした場合、大抵パーミッションが狂うので、上書き前にもとのパーミッションを確認しておくことが大事です。パーミッションについてはここが参考になります

7.chmod 644 /system/media/bootanimation.zip と入力して Enter

上で説明したように bootanimation.zip のパーミッションを変更するコマンドです

8.ls -l /system/media/bootanimation.zip と入力して Enter

再びパーミッションがちゃんと書き換えられていたか確認します。

ls -l /system/media/bootanimation.zip  -rw-r--r-- root     root      ファイル容量 年月日 時間 bootanimation.zip  

と表示されたらおkです。

パーミッションの確認→パーミッションの修正→パーミッションの確認の流れは、systemを弄るときによく使うので、「ls -l」「chmod」はセットで覚えていた方が良いです。

9.exit と入力して Enter

adb shell から脱出するコマンドです。

10.adb reboot と入力して Enter

adb remountのおまじないがとくため、p10an01 を再起動します

11.exit と入力して Enter

コマンドフロンプト自体の終了

以下、説明なしのシンプルなコマンド(パーミッションの確認は省略しています)

adb remount  adb push C:\bootanimation.zip /system/media/bootanimation.zip  adb shell  #chmod 644 /system/media/bootanimation.zip  #exit  adb reboot  exit  

03その他の使い方


アプリのバックアップ


adb remount  adb pull /system/app/○○○.apk C:\  adb reboot  exit  

これでCドライブ直下に ○○○.apk がコピーされます。

protected なアプリのバックアップ


adb remount  adb pull /data/app/○○○.apk C:\  adb reboot  exit  

○○○はアプリのパッケージ名になると思います。パッケージ名の確認は
adb shell ls /data/app/  

で確認するか、Android System Info というアプリで調べられます。これで C ドライブ直下に ○○○.apk がコピーされます。

上でバックアップしたアプリをインストールする


adb remount  adb install C:\○○○.apk  adb reboot  exit  

起動アニメーションをデフォルトに戻す


adb remount  adb shell  #rm /system/media/bootanimation.zip  #exit  adb reboot  exit  

日本語フォントの変更

フォントを用意してDroidSansJapanese.ttf にリネーム。例によってCドライブ直下にDroidSansJapanese.ttfをコピー。  

adb remount  adb push C:\DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/  adb reboot  exit  

build.propを書き換え、ダウンロード制限があるアプリをダウンロードできるようにする。


adb remount  adb pull /system/build.prop C:\  

ここでコマンドフロンプトを一旦小さくしCドライブ直下に吐き出された build.prop をテキストエディタで開き、 
ro.build.fingerprint の値を任意の Android スマートフォンと同一にし上書き保存。

例:ro.build.fingerprint=google/passion/passion/mahimahi:2.2/FRF91/43546:user/release-keys  

再びコマンドフロンプトに戻り、

adb push X:\build.prop /system/  #adb shell  #chmod 644 /system/build.prop  #exit  reboot  exit  

04よく使うコマンド一部


自分がよく使うコマンドを書きとどめておきます。

adbコマンド


adb remount  

system以下を編集できるようになる魔法の呪文。これを実行した際は最後に adb reboot を忘れないように。

adb push  

PCのファイルを端末にコピー。

adb push ローカルファイル デバイスファイル  
例:
C:\DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/  
C:\DroidSansJapanese.ttfを/system/fonts/にコピー

adb pull  

端末のファイルをPCにコピー 
例:
adb pull /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf C:\  
/system/fonts/DroidSansJapanese.ttfをCドライブ直下にコピー

adb reboot  

system以下を編集できない状態に戻す。

adb shell  

p10an01 にログインする。
 
 
 

SoftBank Lord V882 by ZTE(009z)

SoftBank Lord V882 by ZTE

中国で開催されている中国国際通信展覧会2011にて
ZTE製のソフトバンクロゴが入ったスマートフォンが展示中
2011年9月29日に発表される端末の1つと思われる。
ミドルスペック、特徴として防水、防塵、耐衝撃対応


■スペック

OS: Android 2.3
CPU: 1GHz
RAM: 512MB
ROM: 4GB
サイズ: 125×62×12mm
重量: 150g
ディスプレイ: 3.8インチ TFT液晶 マルチタッチ 静電容量式
解像度: 800×480 WVGA
カメラ: 5MP(背面)LEDフラッシュ付
ネットワーク: W-CDMA (1500/2100MHz) GSM (900/1800/1900MHz)
パケット通信: HSPA+ EDGE GPRS
外部端子: microSD, microUSB, 3.5mmオーディオジャック
バッテリー: Li-Ion 1500mAh
その他: 防水、防塵、耐衝撃、ワンセグ対応

中国にて開催中の中国国際通信展覧会2011でスマートフォン「ZTE Lord V882」が展示

展示プレートには「ZTE Lord V882」となっているが本体丈夫に「SoftBank」のロゴが・・・
導入されているアプリも日本語で、ソフトバンクから近日中に発表されそうです。

情報の早い「Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~」さんによるもので
ソフトバンクからは「Z009」としてリリースされるのではないかとしています。

ソフトバンクは2011年9月29日に新製品発表会にて
その場で正式に「SoftBank STAR 7 Z009」として発表されました。

特徴として、防水、防塵、耐衝撃対応、ワンセグアンテナもあるため
フィーチャーフォン機能を搭載したスマートフォンとなりそうです。

起動時ロックを標準コマンド一つで解除する

パターン 解除



1. 下記の 
パターン を登録したとする


2. 下記コマンド を順に実行する


3. 登録したパターン ではない解除を行う


4. ロックが解除 されログインできる

※ この画面は当ブログのホーム画面である



パターン 復元



1. 
下記コマンド を実行する


2. 登録パターン ではない解除を行う


3. 正常に機能 した




暗証番号 / パスワード 解除



1. 下記の 
暗証番号 / パスワード を登録したとする
 

2. 下記コマンド を順に実行する


3. 適当 に入力する
 

4. ロックが解除 されログインできる

※ この画面は当ブログのホーム画面である



暗証番号 / パスワード 復元



1. 
下記コマンド を実行する


2. 適当 に入力する
 

3. 正常に機能 した
 



まとめ




/data/system/
gesture.key  パターンの情報 を保持していると考えられる
/data/system/password.key  暗証番号 / パスワードの情報 を保持していると考えられる