米Facebookは現地時間2012年5月9日、人々がソーシャルアプリケーションを見つけるための新たな場所とする「App Center」を発表した。数週間以内にWeb版を利用可能にするほか、iOSおよびAndroid対応のFacebookアプリケーションからもアクセスできるようにする。
App Centerでは、Facebookのキャンバスページ内で動作するキャンバスアプリケーションや、Facebookと連携するWebアプリケーションおよびモバイルアプリケーションを紹介し、手軽に使用できるようにする。すべてのアプリケーションに説明ページが設けられているため、「ユーザーはそのアプリケーションの特徴や人気の理由を理解してから使用することができる」と同社は述べている。
App Centerでのアプリケーション登録を望む開発者向けには、説明ページ作成や申請のためのチュートリアルを公開している。登録するアプリケーションはApp Centerのガイドラインに準じている必要がある。
Facebookは、ユーザーによるアプリケーションの格付けや使用頻度などを測定する手段を用いて、アプリケーションの品質を監視する。評判の高いアプリケーションはApp Centerで目立つように表示し、評価が低いアプリケーションやガイドラインの品質基準を満たしていないアプリケーションはリストから除外する。
また、有料アプリケーション向けにシンプルな決済機能を用意する予定。ユーザーは定額料金を支払ってFacebookサイト上でこれらアプリケーションを使用する。有料アプリケーションのベータプログラムへの参加を希望する開発者は専用ページから申し込む。
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