Fragmentを使用して、アクションバー(Honeycombから追加されたツールバーの様な領域)にMenuを動的に作成します。
少し見にくいですが、図中の赤丸部分がアクションバーです。
右から
・Activity#onCreateOptionsMenu で Menu#add し作成したMENU
・Fragment内で作成した MENU1A と MENU1B
となります。
表示スペースが足りない為、Fragmentで作成したMENU2は右端のMENU内に入っています。
※Activity#onCreateOptionsMenu で作成したMENU に関しては、オプションメニュー(OptionsMenu)を表示するを参照ください。
※プレビュー版SDKによる作成のため、正式版SDKではAPI仕様が変更になり、動作しない可能性があります。
それでは、続きで説明していきます。
PreferenceFragmentを使って2Paneな設定画面を作成する でも少しFragmentに触れましたが、
今回もFragmentのLifeCycleは使用しません。
初めに、Fragmentの登録を行います。
まず Activity#getFragmentManagerを用いて、FragmentManagerのインスタンスを取得します。
取得したインスタンスを用いて FragmentManager#beginTransaction からFragmentTransactionのインスタンスを取得します。
FragmentTransactionクラスで行う主な事は以下の通りです。
add(Fragment fm,String tag) | フラグメントの追加 ※addだけでは追加されない |
commit() | 変更点を全て反映する。 ※変更後は commit を忘れない様に! |
show(Fragment fm) | 引数のFragmentを表示状態とする。 |
hide(Fragment fm) | 引数のFragmentを非表示状態とする。 |
次に、Fragmentを継承したクラスを作成します。
Fragment#onCreateOptionsMenu をOverrideし、Menu#addを用いてMENUを追加します。
これらはActivityの場合と何ら変わりありません。
もちろん、Fragment#onOptionsItemSelected をOverriceすることで、MENUがSelectされた時の動作を記載することも可能です。
続いて、動的にボタンの表示/非表示を設定する部分を記述します。
今回は、CheckBoxに対して、ONなら表示OFFなら非表示としています。
上述のFragmentTransactionクラス show と hide を使用しています。
本処理は以下場所に付加しています。
・onClick-Method
・onRestoreInstanceState()
・onCreate() 終端
これで、Fragmentを使用したアクションバーへのMENUボタンの表示が行えました。
ポイントは、
・基本的な使用方法は、Activity内でMENUを表示させるときと同様の方法で設定できる。
・動的にON/OFFを切り替える事ができる。
・Activityで作成する、既存のMENUは、存在すれば右上にMENUBOTTONが、
無ければ、何も表示されない。
ところかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿