Eclipseの設定
インストールした日本語APIドキュメント、及び、マージしたソースコードのアーカイブをEclipseから使用する方法について説明する。
Eclipseの設定で、以下のJREシステム・ライブラリーの「Javadoc ロケーション」、及び、「ソース添付」項目をローカル環境の日本語APIドキュメント、及び、マージしたソースコードのアーカイブに変更する。
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<java_home>
/jre/lib/resources.jar -
<java_home>
/jre/lib/rt.jar -
<java_home>
/jre/lib/jsse.jar -
<java_home>
/jre/lib/jce.jar -
<java_home>
/jre/lib/charsets.jar
また、複数バージョンのJDKをインストールして使い分けている場合、JDK毎に同様の設定が必要となる。
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Eclipseのウィンドウメニューから[設定]を選択する。
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設定ダイアログで、左側の一覧の[Java]を展開し、[インストール済の JRE]を選択する。
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「インストール済のJRE」の一覧から「jdk1.6.0_27」を選択し、[編集]ボタンを押下する。
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JREの編集ダイアログで、「JREの編集JREシステム・ライブラリー」から「
<java_home>
/jre/lib/resources.jar」を選択し、[javadoc ロケーション]ボタンを押下する。Javadocダイアログが表示される。デフォルトでは「Javadoc URL (例 〜)」ラジオボタンが選択され、「Javadoc ローケーション・パス」にインターネット上の日本語APIドキュメントのURLが設定されている。
Javadoc ローケーション・パス http://java.sun.com/javase/ja/6/docs/ja/api/ -
Javadocダイアログで、「アーカイブ内の Javadoc」ラジオボタンを選択し、「アーカイブ・パス」にローカル環境の日本語APIドキュメントのアーカイブのパス、「アーカイブファイル内のパス」に「docs/ja/api」を設定する。
Linuxの場合
アーカイブ・パス /opt/jdk1.6.0_27/jdk-6u21-docs-ja.zip アーカイブファイル内のパス docs/ja/api Windowsの場合
アーカイブ・パス C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_27\jdk-6u21-docs-ja.zip アーカイブファイル内のパス docs/ja/api -
[検証]ボタンを押下して以下の確認ダイアログが表示されることを確認する。
Javadocの参照方法ロケーションの検証中 [!] ロケーションは有効のようです。ファイル'package-list'および'index.html'が検出されました。
ただし、Windowsでは以下の警告ダイアログが表示される。
Javadocの参照方法ロケーションの検証中 [!] Javadoc ロケーションは検証できません。
どうやらEclipceの現バージョンではパスに空白が入っていると検証に失敗してしまうようだ。しかし、動作に問題は無いのでこのまま設定する。
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[OK]ボタンを押下して、Javadocダイアログをクローズする。
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JREの編集ダイアログで、「JREの編集JREシステム・ライブラリー」から「<パス名>/rt.jar」を選択し、[ソース添付]ボタンを押下する。
ソース添付構成ダイアログが表示される。デフォルトでは「ローケーション・パス」に<java_home>の下のソースコードのアーカイブのパスが設定されている。
Linuxの場合
ローケーション・パス /opt/jdk1.6.0_27/src.zip Windowsの場合
ローケーション・パス C:/Program Files/Java/jdk1.6.0_27/src.zip -
ソース添付構成ダイアログで、「アーカイブ・パス」にマージしたソースコードのアーカイブのパスを設定する。
Linuxの場合
ローケーション・パス /opt/jdk1.6.0_27/src_ja_utf8.zip Windowsの場合
ローケーション・パス C:/Program Files/Java/jdk1.6.0_27/src_ja_utf8.zip -
[OK]ボタンを押下して、ソース添付構成ダイアログをクローズする。
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JREの編集ダイアログに戻るので、以下のライブラリの「Javadoc ロケーション」、及び、「ソース添付」も同様に変更する。
rt.jar,jsse.jar,jce.jar,charsets.jar
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[完了]ボタンを押下して、JREの編集ダイアログをクローズする。
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[OK]ボタンを押下して、設定ダイアログをクローズする。
設定が終わったら適当なソースに「String s;」と記述して、カーソルを合わせてShift+F2を押下する。内部Webブラウザーにドキュメントが表示されたら画面を右クリックしてプロパティを選択する。プロパティの「アドレス(URL)」が以下のようにローカル環境のアーカイブになっていれば、「Javadoc ロケーション」の設定は正しく行われている。
http://127.0.0.1:<ポート番号>
/help/nftopic/jar:file:<java_home>
/jdk-6u21-docs-ja.zip!/docs/ja/api/java/lang/String.html
また、「String s;」にマウスカーソルを合わせると表示されるホバー表示、及び、Ctrl+左クリックで表示されるソースコードのコメントが日本語化されていれば、「ソース添付」の設定は正しく行われている。
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