2013年10月12日土曜日

NHKのネット連携テレビ規格「Hybridcast」はHTMLと密接に関わっている

NHKが先日「Hybridcast」という、ネットと連携できるテレビ規格を発表したが(AV Watch)、このHybridCastではテレビ画面全体がHTMLでマークアップされた画面上に表示されるという構造になっているらしい(HTML5 Experts.jp)。

たとえばTV番組上にニュースなどが表示される画面では、TV番組が1920×1080サイズのObject要素としてレンダリングされ、その上にCSSで座標などが指定されたdiv要素が配置される、といった形で実現されているという。また、リモコンの操作はキーボードイベントとして扱われ、非同期のデータ取得にはXMLHttpRequestが使われるなど、ほぼHTML5での実装になっているそうだ。

対応ハードにはWebブラウザを実装する必要があるが、制作側はWebのノウハウを流用できるので作りやすそうだ。これならニコニコ動画のような、TV画面上に投稿テキストが流れていくものも簡単に作れそうである。

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