2018年11月30日金曜日

AWSクラウドをオンプレミスに持ち込むAWS Outpostsが発表

 Amazon Web Services(AWS)は2018年11月28日(米国時間)、米ラスベガスで開催中のAWS re:Invent 2018で、AWS CEOのアンディ・ジャシー氏とVMware CEOのパット・ゲルシンガー氏が、AWSクラウドを顧客の拠点に持ち込むハイブリッドクラウドソリューション、「AWS Outposts」のプライベートプレビュー版提供を発表した。一般提供開始は、2019年後半を予定している。

 AWSが自社で利用している機種のサーバをラックに構成し、顧客拠点に届ける。顧客が要望すれば、必要なソフトウェアをAWSがインストールする。その後はマネージドサービスとして提供され、サーバラックの運用管理や交換といった作業もサービスの一環として提供される。

 AWSが運用代行するサーバ群の上で、顧客はAmazon EC2、Amazon EBS、Amazon S3、Amazon RDS、Amazon EMRなどのサービスを動かせるようになる。顧客にとってのAWS Outpostsの見え方は、パブリッククラウドのAWSと同一。AWS管理コンソールあるいはAPI、関連ツールを使って管理できる。また、これを顧客が利用しているAWS VPCと接続することも可能。現時点では、プライベートプレビュー版利用の申し込みページへのリンクこそあるものの、AWS Outpostsの最小構成、価格/料金、当初提供されるサービス/機能などに関する具体的な説明はない。なお。この構成では、VMware Foundationを一部のサーバに導入することで、AWSのAPI/コンソールによる管理の下でVMware環境を併用することもできるという。この場合、VMware NSXによる両環境のネットワーク統合が実現する。

 AWS Outpostsは、他にも選択肢がある。上記の構成をAWSでは「AWSネイティブバリアント(タイプ)」と呼ぶ。他に、「VMware Cloud on AWS Outpostsバリアント(タイプ)」と呼ぶものが選べるようになる予定。AWSのハードウェア上にVMware Cloud on AWSと同一のソフトウェアがインストールされ、VMwareの管理コンソールで利用できる。運用はマネージドサービスとして提供される。すなわち、こちらはVMware Cloud on AWSがオンプレミスで利用できるといったイメージだ。

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