2012年1月6日金曜日

Androidの構成

AndroidカーネルからミドルウェアユーザーインターフェースWebブラウザ、電話帳などの標準的なアプリケーション・ソフトウェア群までを1つのパッケージにして提供されている。
カーネルにはLinuxの関連技術が使用されているが、その他の部分は様々な技術が用いられており、例えば標準CライブラリNetBSDlibcをベースにしたものである。
Androidのアーキテクチ

機能
携帯電話網への対応 GSMCDMAEV-DOUMTS
その他のネットワーク対応 Bluetooth無線LAN
各種ハードウェアへの対応 GPS加速度センサ磁気センサ2D/3D描画支援ハードウェア(GPU)など
Webブラウザ WebKitベースのブラウザが組み込まれている。WebKitの機能は、他のアプリケーションからも利用可能である。
メール ショートメッセージサービス(SMS)マルチメディアメッセージングサービス(MMS)が利用可能である。
その他のアプリケーション Java言語で作成されたアプリケーションDalvik仮想マシン上で動かすことができる。Dalvikは通常Java仮想マシンとは異なり、メモリの消費が低く抑えられているなど、モバイル向けに最適化された設計となっている。
アプリケーションマーケット Googleにより、Android用アプリケーションを陳列しAndroid Marketと呼ばれるソフトウェア販売サイトが運営されている。
マルチタッチ ネイティブに対応しており、HTC Heroなどの機種でサポートされている。ただし、Appleによる特許訴訟を避けるため、20102月までは、初期的にはカーネルレベルで無効化されていた[7]
データストレージAPI データ保存用にSQLiteが組み込まれている。
マルチメディアAPI Media Frameworkと呼ばれる映像と音声用のライブラリによりH.263H.2643GPP/MP4コンテナ)、 MPEG-4 SPWebMAMRAMR-WB3GPPコンテナ)AACHE-AACMP4/3GPPコンテナ)MP3MIDIVorbisWAVJPEGPNGGIFBMPなどに対応している。
フォント FreeTypeフォントライブラリーによりTrueTypeType1OpenTypeなどのフォント形式に対応している。
その他のライブラリー OpenGL ESSkia Graphics Library(SGL)SSLLibcなど
 
 

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