組み込み用のAndroidも開発が進められている。2009年3月に設立された。OESFのWebには2005年からのタイムスタンプがある。日本のOESFはWebによると2009年2月12日に設立されたとなっている。"Open Embedded Software Foundation"(OESF) がAndroidを元に機能を追加したプラットフォームを開発中である。2009年9月現在の開発版は、Android 1.5を元にしたEM1(OESF Embedded Master 1)と呼ばれるものであり、2009年11月にOESF会員企業へ配布し、2010年2月にはオープンソースとして一般向けにも公開する予定だとしている。IP電話、デジタルテレビ、マルチメディア、DLNA、Bluetooth、リモートコントロール、ポインティング・デバイス、ネットワーク管理、ユーザーインターフェース、SDKなどの機能拡張を行ってアプリケーション・フレームワークより上位のAPIにより使用可能とするものである。EM1の機能拡張は全てではないと推測されるが、Linuxカーネル部分と同じ深さでハードウェア上に直接乗る低位で実装されるとされている。EM1に続くEM2は、2010年夏の公開を目標にAndroid 2.0を元に開発するとされている。Androidそのものが軽量化を意図して設計されているが、OESF版ではさらに基本コンポーネントだけに絞っておき、必要な機能を選んで追加できるようにしている。
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