Mozillaが「Boot to Gecko」(B2G)というプロジェクトで、モバイル向け新OSを開発していることは少し前から知られていました(mozilla vision 2012の講演スライド(PDF)がこちらにあります)。
今回ついに、Telefonicaというベンダと協力して開発された、B2G搭載デバイスがお披露目されました。Open web deviceと名付けられたその製品は、こちらで動作するデモを見られます。
こうして現実に動作する様子を見ると、ついにMozillaがOSベンダになろうとしているのだな、と想像できます。iOS、Android、Windows Phone、Blackberryなどと競合することになるわけですね。Boot to Geckoがどれくらいの成功を収めるか、その結果が分かるのは少し未来のことになるでしょう(Boot to Geckoの正式リリースは2012年中を予定)。しかし、とにかくWebとモバイルを中心として、OSレベルのプラットフォームにおいても一層競争が激化していくのは間違いないようです。
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