2012年4月11日水曜日

ローソン、「LAWSON Wi-Fi」のログイン方式と規約を変更……セキュリティ上の懸念の指摘受け

 ローソンは10日、無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」について、ログイン方法や規約内容を変更すると発表した。

 「LAWSON Wi-Fi」は、6日より提供開始となったスマートフォン向けの無線LANサービス。同社のポイントサービス「Ponta」会員であれば無料利用可能で、専用アプリでログインする形式となっている。しかし、ログインするために、Ponta会員ID、電話番号、誕生月日といった、ユーザー側が任意に変更できない情報を使用していることから、セキュリティ専門家などから問題点を指摘されていた。一方で、Ponta 会員IDはレシートに印字されているため、他者が容易にこれらの情報を入手可能となっていた。

 これに対する形で、会員規約には、「誕生日や電話番号を他者に教えないこと」「誕生日や電話番号を他者から入手しないこと」などが盛り込まれていたが、無理があるのではないかとの懸念を受けていた。

 今回ローソンでは、ローソンアプリのログイン方法に、パスワードへの変更機能を追加任意の番号を用いたパスワード機能を追加するとともに、「レシートに印字されるPonta 会員ID 番号の一部マスキング」「ローソンアプリ利用規約の記載内容の変更」を行うことを発表。準備が整い次第、できる限り早い時期に変更するとしている。

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