Android 4.1.1 (Jelly Bean)のソースコードが公開されたので、それをとってきてemulatorのビルドをしてみました。
0. 前準備
あらかじめmasterのリポジトリでrepo syncしておきます。これはJBのソース公開の前にやっておきます。
$ cd android-master $ repo sync
さて、JBのソースが公開されたときに全部をとってくるのはネットワーク資源の無駄。
masterのディレクトリにある .repo を再利用します。
$ cd .. $ mkdir android-4.1 $ cp -a android-master/.repo/ android-4.1/
1. ソースコードの取得
これで以下のように repo initからrepo syncすれば、転送されるのはmasterからの差分だけなのですぐに終わります。
$ cd android-4.1/ $ repo init -u https://android.googlesource.com/platform/manifest -b android-4.1.1_r1 $ repo sync
repo sync に -jオプションはつけなくても並列化して処理してくれるようです。
2. ビルド
開発環境にはUbuntu 12.04 (x86_64)を使用しています。
$ export ANDROID_JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk1.6.0_31 $ export JAVA_HOME=$ANDROID_JAVA_HOME $ export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH $ . build/envsetup.sh $ lunch full-eng $ time make -j8 2>&1 |tee make.log
ビルドにかかったのは40~50分。仕事で別のビルドもやってたので正確な時間ではありません。
3. emulatorの起動
$ emulator -show-kernel -shell
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