モバイル向けの広告プラットホームを展開している「Kiip」が、2 月 26 日より日本での展開を開始した。
Kiip は 2010 年に当時 19 歳の Brian Wong 氏によって創業され、アメリカで 2011 年より展開を開始したスマートフォン向けの広告サービス。アプリの起動中にバナー広告を表示するなどの従来の広告手法とは違って「Achievement Moment」と「Reward」を重視しており、例えばゲームをクリアした瞬間など、プレイヤーが目標を達成した瞬間にクーポンなどを報酬として表示する、という広告手法を取っている。
ランニングを管理するアプリでは水のクーポンが出てきたりなど、クーポンは実際使えるものが多いようで、日本で行われた事例では従来の広告手法と比べて CTR (広告のタップ率) が 100 倍になったとのこと。また、「クーポンをもらえる」という期待感からかアプリの利用時間や起動回数なども伸びたという。
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