2017年1月21日土曜日

「肺高血圧症」患者の死期を予測するAI

人工知能(AI)によって「肺高血圧症」という心疾患にかかっている患者の寿命を予測するという試みが行われたそうだ。その結果、80%の精度で亡くなる時期を予測できたという(IBTGIGAZINE)。

肺高血圧症は血液の循環に障害の出る希少疾患で、現在治療法は無く、時が経つにつれて病状が悪化していくという。肺高血圧症と診断された患者の3分の1はその後5年間のうちに亡くなるという。

今回の試みでは、AIに数百人の肺高血圧症患者の健康状況記録と各患者の3D心臓データを入力して学習させた後、被験者250人の血液検査結果および心臓のMRIスキャンデータを入力したという。その結果、AIは1年後の生存者を80%の精度で正確に予測できたという。

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