ホンダはCES 2017の会場で、人が乗っていなくても自立する二輪車の実験車「Honda Riding Assist」を初公開、デモを実施した。
Honda Riding AssistはASIMOなどのヒューマノイドロボット研究で培った独自のバランス制御技術を二輪車に応用したものということで、ライダーが少しバランスを崩しても、また乗っていない状態であってもバランスを保ち自立することができる。またデモ動画では車両単独で自走する光景も写されており、徒歩で移動するライダーの後にゆっくりついていくなど、ペットのように愛らしい姿を醸し出している。
なおHonda Riding Assistはコンセプトモデルとなっており、Gigazineによれば直近で市販される予定はないとのこと。
Honda Riding Assistの技術はもともとパーソナルモビリティ「UNI-CUB」のために開発されたものだそうだ(米Hondaのニュースリリース)。なお、1月13日から22日まで、羽田空港で「UNI-CUB β」の実証実験が実施される。羽田空港第2旅客ターミナル2F出発ロビーには空港利用者を対象とした体験エリアが設けられ、出発ロビー内の移動にも利用できるとのこと。
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