2018年3月30日金曜日

車輪型にトランスフォームするクモ型ロボット「BionicWheelBot」

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物件監視にIoT、不正駐車など通知へ

 

 

https://img-s-msn-com.akamaized.net/tenant/amp/entityid/AAvgpIn.img?h=312&w=624&m=6&q=60&o=f&l=f

 

世の中にはクモが大嫌いな人が多いですが、もし回転して追っかけてくるクモが現れたらどうでしょう。もう恐怖で腰が抜けちゃいますよね。Festoが開発したクモ型ロボットBionicWheelBotは、まさにそんなホラー的存在になりつつあります。

でも今はまだメカメカしくてカッコ良さ勝る感じで、実用性もありそうなんです。ちょっとプロモーション動画をご覧いただきたいのですが……冒頭に走って前宙する本物のクモが登場するので、苦手な方はご注意ください。

Hannover Messe 2018」で発表されたというこちらの動画。実際にクルクル転がるクモいたなんてご存知でした? これはモロッコにいる「モロッカン・フリック・フラック・スパイダー(学名Cepennus rechenbergi)」で、「BionicWheelBot」はそのクモから着想しているんです。でもその動きは複雑なので、脚をタイヤのように丸く畳めるロボットにしたのです。自ら地を蹴って進めるのがイカしてますよね。

こちらは8本脚ですが、過去には『攻殻機動隊』に登場するタチコマのコスプレをして話題になった6本脚ロボHEXAもありました。多脚型ロボは過酷な状況下でも進んでいけるメリットがある反面、その歩みが遅いんですよね。しかしその課題はロボット全体が車輪にトランスフォームすることでも解決できることを証明しています(タチコマは脚の先っぽに車輪を搭載)。

操作はというと、タブレット端末で行なうようです。しかしこれ、ラジコンおもちゃにして遊んでみたいです。

 

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