2025年8月3日日曜日

Windows環境でAnthropicのClaude Codeを動かすための環境構築手順

 

手順

1. Claudeの契約

  • 稟議を通して承認をもらい、契約に必要な情報を入手する
  • Anthropicの公式ページにアクセス(https://www.anthropic.com/)
  • Claude -> planを選択(例えばMax Plan) -> Get started
  • 契約画面に遷移するはずなので、必要情報を埋めて契約する

2. WSLの設定

  • wslにubuntuを入れる
    • powershell上で、[wsl --status]コマンドを実行。現在のwslのデフォルトディストリビューションを確認。ここでubuntuになっているならば、この手順は飛ばしてよい
    • [wsl --install]コマンドを実行。ubuntuをインストールする
    • [wsl --set-default Ubuntu]コマンドを実行。デフォルトを切り替える
    • [wsl --status]コマンドを実行。デフォルトが切り替わっていることを確認する。
  • wslにnvmを入れる。nvmは、node.jsのバージョン管理ソフト。Windows環境では、wsl上からWindows側のnode.js,npmを見にいってしまう動きがあるので、nvmをインストールしたほうがいい(らしい)
    • nvmのGithubから、install scriptをコピーして実行
      • 2025/7/4時点では[curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.40.3/install.sh | bash]
    • [source ~/.bashrc]コマンドを実行。nvmのインストールを反映させる
    • [command -v nvm]コマンドを実行し、nvmと表示されることを確認する。
  • LTSをインストールする(こだわりがあればバージョン指定してインストール)
    • [nvm install --lts] インストール
    • [nvm use --lts] インストールしたものを使うようにして。
    • [nvm alias default lts/*] デフォルト指定
  • gitの設定をする(git使う場合)。Windows側で設定していても、WSL側でも設定が必要
    • git config --global user.name "hoge.taro"
    • git config --blobal user.email "hoge@uhuru.jp"

Claude Codeのインストール

  • wsl上で[npm install -g @anthropic-ai/claude-code]
  • [claude --version]で、バージョンが表示されたらOK
  • [claude]で起動
  • 色モードを指定(お好みで)
  • Claude account with subscriptionを選択(Maxプランなら)
  • 表示されたURLにブラウザからアクセスして承認する
  • でてきたcodeをコピーして、wslに戻り貼り付けてEnter。Login successfulがでたらOK

Visual Studio Codeの使い方

  • Visual Studio Codeから使う場合の設定をする。直接wsl上で操作するという人は不要。
  • 使い方はいくつかある。
    • 通常のWindows上でVisula Studio Codeを起動した後に、左下の [><] マークをクリックしてWSLにアクセスし、使用するフォルダに移動する
      • 使うフォルダにコマンドラインで移動しないといけないので面倒
    • wslに入り、仕様するフォルダを、[code .]などで開く
      • 最初がコマンドラインから始まるが、慣れれば大変ではないかも
    • 開きたいフォルダでPowershellを開き(例えば、Windowsのフォルダアドレスに直接PowerShellと打つとその場でPowershellが開く)、そこから、wsl code . でVisual Studioを開く
  • 3つのうち、最後の1つを右クリックから実行する設定を以下に記載する
  • デスクトップなどに[set.reg]という名前でテキストファイルを作成。
  • 作成したテキストファイルに以下の内容を記載する。
    • [user-name]は自分の名前に書き換えること
  • 開きたいフォルダの空白の部分で右クリック→「その他のオプションを確認」→「Open in VSCode (WSL)」をクリック
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\Open in VSCode WSL]
@="Open in VSCode (WSL)"
"Icon"="C:\\Users\\user-name\\AppData\\Local\\Programs\\Microsoft VS Code\\Code.exe"

[HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell\Open in VSCode WSL\command]
@="wsl code ."

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