2011年8月29日月曜日

tcc89xx (E7002とか)

ハイエンドの 中華PMP には Telechip tcc89xx を採用したものが多いのは知っていたのだが、android tcc8902 を採用し 2.1 対応のものが出てきている。 

ちょっと気になってきたのでメモ。
気になった要素は、

 

  • Chip USB SD からの Boot 機能がある。
     文鎮になってもリカバリが可能そう。
      これは重要。元に戻せることが確信できないといじるのが怖い。
  • android 2.1 対応。
     対応しないチップがある以上やはり魅力
     CPU ARM11 (ARM1176JZ)
      キャッシュは L2 なしで L1 16KB+16KB
  • H.264 1080p に対応
     動画プレイヤーとしても十分使える。
     贅沢を言わなければ末永く使えそう。
     動画アクセラレータを使うには、メーカのサポートがないと厳しい。
      SmartQ 5 (S3C6410) はイマイチだったので気にしている。
      Jz47xx は、ソースコードまで手に入るのだが高性能とは言えないのが残念。
  • 画面を回転してももっさりしない(はず)
     グラフィックエンジンで 90°回転できる。
     SmartQ 5 (S3C6410) はもっさりだったので気にしている。
  • Linux ソースとか データシートが拾ってこれた。
     リンクすると 削除されたりするかも知れないので リンクしない。
     ヒントは、TWS89x_v800_Doc.zip とかが置いてあるところ。



といったところ。

ファームウエアには、linux.rom, ramdisk.rom and tcboot.rom が含まれるものらしい。(rootfs も必要そうだが)

そういう構造をしているのは、

 

  • SmartQ V5/V7
  • Teclast T56 (PMP) 


など。Telechip がベースを提供しているなら みな構造が同じのような気がする。

usbboot
の方法は、拾ったデータシートには書いてなかった。
SmartQ_V5/V7_partition_recovery_howto 
が参考になりそう。
T56
の情報は、ここにあるらしい。

まぁ、これをいじるのも楽しそうではある。だが時間がいくらあっても足りなさそうなのでパスか。

 

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