2012年4月4日水曜日

1日に使える時間を有効に使おう

 皆さんは、このような例え話を聞いたことがあるだろうか?

 毎朝「8万6400円」のお金が自分の銀行口座に振り込まれていたとしたら、どうするか? という話。

 そのお金は、当日使い切らないと残高がすべて消去される。

 毎朝目が覚めたら「8万6400円」が振り込まれ、毎晩眠りに就くころには全額処分されている。貯蓄はできない。

 多くの人が、毎日、目いっぱい8万6400円を使い切ろうと思うだろう。できれば1円も無駄にせず使い切ってしまいたいという気持ちになる人も多いはずだ。

 それができるかどうかは別として、そうありたいと考えるのが普通の人間の感覚だと思う。

 前述の話をお金と時間を変えてみよう。

 すべての人たちの時間口座に【8万6400秒】という時間が、平等に振り込まれているということになる。これは、夢物語ではなく事実である。なぜなら、誰にでも1日に24時間=(24時間×60分×60秒)=8万6400秒という時間が与えられているのだから。

 そして、夜になると使い切れなかった時間は消去されてしまう。その時間は永遠に戻ってこない……。

 多くの人が、お金よりも時間の方が大切だという認識を持っている。

 だからこそ、その時間を無駄に使っていないだろうかと常に自問自答したい。時間を貯金することはできないが、自らが主体的にコントロールすることで、有効活用できる範囲は増すからだ。

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