2012年6月8日金曜日

Android 用アプリ開発が難しいのは機種数の多さだということがよくわかる図

Android はマーケットシェアの割に儲からないとさんざん言われているが、基地局の場所などを検出する「OpenSignalMaps」を作っている Staircase3 社が、68 万 1900 個のデバイスを対象に調査したグラフを公表している。このグラフは「機種」「メーカー」「API レベル」「スクリーンサイズ」の項目ごとに図表化したものとなっている (OpenSignalMaps Converge Reports の記事より) 。まとめると、

  • 機種: 対象となる 3997 機種のうち、6 ヶ月間でもっともダウンロードが多かったのは Galaxy SII (GT-i9100) 。
  • メーカー: Samsung がダントツの 1 位。市場の 40 % を占める。
  • API レベル: 現在は Android 2.3.3 と Android 2.2 の 2 つを合わせると全体の 75 %。
  • 解像度: 解像度はさまざまですが、もっとも使われている横縦比は 5:3 のものという結果。

結論として、Android の大半は Samsung と、次いで HTC であり、アプリ開発者はこの 2 機種でテストするのが賢明としている。また API レベルとスクリーンサイズの断片化については今後も悪化していくことが考えられるので、FragmentAPI をターゲットにすることをオススメする、とまとめている。

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