ソフトバンクとfreeeは2018年7月9日、企業の会計、人事・労務における煩雑な手作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation)ロボットを共同開発したと発表した。
今回、両社は、中小企業や個人事業主をはじめとした企業のバックオフィス業務でのRPAロボット活用を推進するため、協業を開始。連携施策の第1弾として、ソフトバンクのRPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を活用して、freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」および「人事労務 freee」向けのRPAロボットを共同開発した。ユーザーの業務効率化や生産性向上に貢献するツールとして、freeeの両サイトで提供を開始する。
「クラウド会計ソフト freee」「人事労務 freee」でRPAロボットを提供
今回、提供を開始するのは、クラウド会計ソフト freee向けの「口座の一括登録・変更」や、人事労務 freee向けの「従業員情報の一括登録」など、20業務のRPAロボット。
これらを利用することで、ユーザーは追加でシステム開発を行うことなく、登録作業や他のツールとの連携などを自動化できるようになり、業務負担を軽減できるという。
「SynchRoid×freee」連携第1弾として開発したRPAロボット例
両社は、引き続きRPAロボットの開発と提供を進め、業務ニーズに合わせてRPAロボットを柔軟に利用できるプラットフォームを構築していく。また、RPAによる業務効率化の効果を周知するため、RPAソリューションの活用セミナーを共催する予定。SynchRoidやRPAロボットとfreeeの連携による自動化ソリューションについて、2018年7月から8月にかけて、全国キャラバンセミナーとWebセミナーを開催する。
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