他の機種は分らないが htc EVO WiMAX ISW11HT は 3 つのロック方法が存在する
ロックを忘れた日にはログインができないため Google アカウント でロック解除することになる
しかしそれすらも忘れた場合 本体を初期化するしか道は無いのだろうか…
警告
あくまでも自身のスマートフォンに行うこと
またこれから示す方法にて 如何なるトラブルに巻き込まれたとしても当ブログは一切責任を負わないものとする
必要なもの
- adb 接続を行えるスマートフォンとパソコン
- root 権限を取得しているスマートフォン
- sqlite3 を扱えるスマートフォン ( Titanium Backup インストール済みであれば同梱されている )
自分が掛けたロックが パターン の場合
パターン ロック とは下記の通りである
1. スマートフォンを通常起動させ パソコン と USB で接続する
2. コマンドプロンプト を立ち上げ下記コマンドを順に入力後実行する
adb shell
su
sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db ※1
update secure set value=0 where name='lock_pattern_autolock'; ※2
.exit
reboot
※1 : sqlite3 コマンドが存在しない場合下記コマンドで行う
data/data/com.keramidas.TitaniumBackup/files/sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
※2 : 元に戻すには下記コマンドで行う
update secure set value=1 where name='lock_pattern_autolock';
3. 再起動後 ロックが解除されログインできる
自分が掛けたロックが 暗証番号 / パスワード の場合
暗証番号 / パスワード ロック とは下記の通りである
1. スマートフォンを通常起動させ パソコン と USB で接続する
2. コマンドプロンプト を立ち上げ下記コマンドを順に入力後実行する
adb shell
su
sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db ※1
update secure set value=65536 where name='lockscreen.password_type'; ※2
.exit
reboot
※1 : sqlite3 コマンドが存在しない場合下記コマンドで行う
data/data/com.keramidas.TitaniumBackup/files/sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
※2 : 元に戻すには
- ロック解除前 に下記コマンドで 現状の値を取得 する
adb shell
su
sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
select * from secure where name like "%password_type%";
- ロック解除後 に下記コマンドで 元に戻す
adb shell
su
sqlite3 data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db
update secure set value=262144 where name='lockscreen.password_type';
.exit
reboot
3. 再起動後 ロックが解除されログインできる
まとめ
data/data/com.android.providers.settings/databases/settings.db は
画面ロックの設定 情報を保持している
また削除すると 全設定 ( アプリ除く ) が初期値に戻りロックも解除される
確認した中では Wi-Fi 設定 , マーケット情報等 は維持される
興味のある方は上記ファイルを下記アプリで参照すると良い
コマンドからではなく 上記ソフトでも同様のことを行える がログインしていなければならず
その意味はないであろう
なお 編集は行えないが観覧のみ であれば下記アプリに付属している
さいごに
ロック設定を忘れた場合に 有効な手段の一つとなり得るかもしれない
しかし root 取得したスマートフォン & sqlite3 を扱える場合 注意が必要である
その場合 adb に root 権限 を与えないか
設定 → アプリケーション → 開発 → USBデバッグ のチェックを外すことで上記セキュリティは保たれる
また上記の手段を行わなくとも root 取得したスマートフォンは adb から直接該当ファイルを取得する ことが可能である
上記同様 adb に root 権限 を与えなければ問題無いが Custom Recovery を導入していたら 無意味 であることも事実である
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