Android 4.0では、ユーザーは実行中のアプリがどれぐらいネットワークを使用しているかを見ることができます。また、ネットワークのタイプにより通信量を制限し特定のアプリのバックグラウンドでの通信を無効にできます。
設定アプリでは、カラフルなグラフをネットワークごと(携帯電話網またはWi-Fi)に表示し、各実行中のアプリによって使用されるデータの量を示します。ユーザーはデータプランに基づき、必要に応じ警告レベルまたは厳しいデータ利用制限を設定したり、完全にモバイルデータ通信を無効にしたりできます。
こうしたことから、開発者は、ユーザーが設定したネットワーク利用制限に従うようにアプリを設計する必要があります。アプリが、その目標を達成できるように、4.0のSDKにはネットワークAPIが用意されています。
ユーザーがネットワークを切り替える、または設定された制限に達すると、アプリはプラットフォームにネットワークの種別と可用性を問い合わせることができます。開発者は、動的にネットワーク接続を管理し、ユーザーにとって最高の体験となるよう、この情報を使用できます。
またIntentの新機能によって、設定アプリから直接取り出した情報を基に、自身のアプリ内にカスタムなネットワークとデータ使用量のオプションを構築しユーザーに公開できます。
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